【Linux】WindowsマシンとLinuxマシンでファイルを転送する方法

時々やり方を聞かれるのでメモ。

WindowsマシンとLinuxマシンの間でのファイル転送は、WinSCPというアプリケーションを使うと、とても簡単に実現できます。 WinSCPはSFTPまたはSCPでファイルを暗号化して転送するアプリケーションです。

今回は、WinSCPのインストールからファイル転送するところまでの流れを説明します。

Step1. ダウンロード

下記のWinSCPダウンロードページからインストーラ(Installation package)をダウンロードします。
WinSCP :: Official Site :: Download

Step2. インストール

ダウンロードしたインストーラを立ち上げ、WinSCPをインストールします。 特に迷うところはないと思います。

Step3. セッション(接続先)の登録

インストールが完了したらセッション(接続先)を登録するため、WinSCPを起動します。

WinSCPが起動すると次の画面が現れるので、ホスト名・ユーザ名(任意:設定するとログインIDとして使用)・パスワード(任意:設定すると自動ログイン)を入力し、保存をクリックします。

セッションの保存名を入力するように求められるので、適当な名前をつけて保存します。

Step4. ログイン

Step3が終わると、セッション名の一覧が表示された画面になります(この画面は、次回以降WinSCPを起動したときの初期画面でもあります)。
ここから、接続先を選択して「ログイン」をクリックします。ログインID、パスワードを求められた場合には入力します。

なお、初めての接続する場合、sshに関する警告が出ます。接続先が間違いなければ「はい」を選択します。

Step5. ファイルの転送

ログインに成功すると、WinSCPのメインウィンドウが表示されます。 左側にWindowsマシンのフォルダが、右側に接続先マシンのフォルダが、それぞれ表示されています。

ファイルの転送は非常に簡単で、転送したいファイルをコピー先にドラッグ&ドロップするだけです。

補足:プロキシ設定

プロキシの設定は、初期画面で画面左下の「詳細設定」にチェック入れると可能になり、画面左側の欄の「接続」に設定項目が出現します。